【初心者】UiPathの論理式And(Or)とAndAlso(OrAlso)の違い

UiPathで条件分岐をする際に条件式にAnd/Orを用いられるケースがたまにあるが特に理由がない限りAndAlso / OrElseで代用するのが望ましい。

 

なぜならAndは条件全部をチェックするのに対して、AndAlsoは一部のみで条件を判定するため処理が早くなるからだ。

 

ここでは、例として条件式「年齢(Year)が18歳以上かつ性別(Sex)が男性」でAnd / AndAlsoの処理の違いを説明する。

 

  • Andを用いた条件式(Year >= 18 And Sex == Male)

この式では、Year >= 18を評価した後で必ずSex==Maleを評価する。

一方で

  • AndAlsoを用いた条件式(Year >= 18 AndAlso Sex == Male)

この式では、Year >= 18を評価した後で必要ならSex==Maleを評価する。

 

Year=5の場合、AndAlsoでは、Year >= 18でFalseとなるため、Sex==Maleの評価を行わず、条件式の結果をFalseと判定する。

結果としてAndAlsoでは、無駄な評価を行わないため処理が早くなる。